ふるさと先生による授業 1年生「げじべえのお面作り」
神山小学校のふるさと先生による授業が始まりました。
1年生はげじべえのお面作りです。
一昨年度の1年生の作品「げじべえ」とは,昔から屋久島に住んでいる妖怪・森の精で,
人間の様子を見ていると言われています。
昔から屋久島の人々は,森の木を切る際に,御神酒やのこぎりを供えて,
げじべえに許しを請うていたそうです。
しかし,その約束を果たさずに勝手に切る人々が出てきて,げじべえが怒ったと言うことです。
夜な夜な
切り込み入れて コンコンコン
矢を打ち込んで カツン カツン
のこでひいて ギーコ ギーコ
そーれ バリバリ ドッスン
と 木こりたちが木を切るかけ声を真似して里にとどろかせたそうです。
それからというもの,げじべえとの約束を破る者は出なくなったそうです。
このお話を紙芝居にして,ふるさと先生である肥後美穂子先生が教えてくださいました。
子供たちは,
「げじべえは泣いてるような 怒ってるような 笑ってるような どっちかなあ。」
などと想像を膨らませていました。
今日はお面の土台作りでしたが,11月の県民週間の折に,
家の方と一緒に思い思いのげじべえを作る予定です。
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