6年総合 SUMUから学ぶ

 

  iF Gold Award 2023 Winnerである建築家(菌を使った家づくりでもあるので菌築家)の小野司さんとモスオーシャンハウスの今村祐樹さん(保護者)をお迎えして,屋久島の環境に合った家づくりについて話していただきました。

 高平にSUMU(住む・澄む)という思いを込めて,菌を活用した自然とマッチした暮らしのできる宿泊施設を建てていらっしゃいます。その活動が,6年生が総合で探求している耕作放棄された荒れ地の再生やCO₂削減に取り組む方法につながればという思いでお話を伺いました。
 子供たちは,土中にいる菌が家の基礎になる柱をすみかとして自然と一体となった家づくりになっていることに驚いていました。
 また,山から川を伝って海へつながる流域という視点から,その中に住まわせてもらう人間としての家づくりや循環するという考えも初めて知りました。
 そういった自然と人間の調和という視点は海外では珍しいことだそうです。日本では古くから里山という暮らしの中で実践されてきたことですが,近年ではそういうものも少なくなっていることは確かですね。
 これから子供たちが,どういった形でSDGsに取り組んでいく提案や実践ができるのかが楽しみです。
 小野さん,今村さん,どうもありがとうございました。また,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。








このブログの人気の投稿

修学旅行⑫

修学旅行⑬

令和6年度 お別れです