サイエンス教室・地域講演会
妙円寺サイエンスクラブ代表で農学博士,元鹿児島大学の学長の前田芳實先生に来ていただきました。今回は,3・4年生にはピーマンの構造を5・6年生には卵の構造について教えていただきました。
前田先生は,妙円寺小学校を含む日置市の学校を巻き込んでサイエンススクールに取り組んでいらっしゃいます。一地域民として,地域の力で子供たちのなぜ?どうして?とい疑問や不思議の感覚を育て解決しそこから,様々な課題を解決していく人材育成を目指していらっしゃいます。
野菜や卵のスケッチをすることを通して,子供たちにそれぞれの仕組みを知ることからその理由に迫り納得解を導き出す指導をしていただきました。ピーマンの上はどちらか,卵をケースに入れるときどちらを上にするのが良いかなどそれぞれに意味や根拠があることを探したり,知ったりする事がそのほかの取組につながることなどを話してくださいました。
また,夜の部では,地域講演会として地域が子供を巻き込んで持続可能な地域おこしに取り組む方法について話をしてくださいました。地域の企業に協力をしてもらいながら学校と連携をとり,地域民で妙円寺サイエンスクラブを運営していることを話してくださいました。地域に人材を活用しながら地域民自身で運営していらっしゃいます。地域民が主体となったESD教育を実践していらっしゃいます。ここ屋久島でも同じような取組が行われることを期待していらっしゃいます。
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